やっぱどっかで人を好き
九州という土地柄は、男尊女卑の場面に遭いやすい。クレームの電話なんてジジィが私にはカマすくせに、男性社員が折り返すと感じが良くなるなんてザラ、特に年寄りに関わると多かった。しかし実家はその点では恵まれていた。
自分の父はワガママで神経質で云々と欠点は沢山あったが「女のくせに」など女を蔑む言動は一度もなかったし、私には一定の人権を認めていたように思う。これは気が強くてクレバーだった祖母を幼少期から尊敬していた事も大きいだろう。あるジャニーズのアイドルがお母さんからレディ・ファーストを徹底的に叩き込まれた教育をされたのをを思い出す。 男の子ってお母さんの影響が多大にあるね。他で恋人を邪険に扱う男の話を見て驚いてしまう。
残念ながら母はインテリに憧れるわりに男女間の価値観が古い人で、女は可愛く振舞っとけばどうにかなる的な人だが、だから我が弟がやたらと同性の絆に執着があるのは、母の「女性は母親になったら、様々なことを我慢しなくてはいけない（＝男は別にない）」の影響があるだろう。彼は女性が一言でも意見を述べるのを嫌がるから。
モテは卒業してるが観点が面白くて参考にしていたサイトの１つが、最近毛色が変わってきたのに驚いた。男性側の理不尽さをあげる内容が増えたからだ。若い頃から受ける思いをこの管理人もしてきたんだろうな。もちろん彼女の方が私より上手に切り抜けているにしても。
若い頃にある男性から、普段通りに接する私に「どう振る舞って良いかわからない」と言われた理由が、このサイトを見て少しずつわかってきた。 ちょいちょい彼は「女の子ってこういう風に振る舞うものだろう？」と言ってきた事があって、今まで関わる女性は彼をもっとちやはやしたんだろう。でも、それじゃあんまりコミュニケーションが深くならないから特にしなかった。先方は合コンとか経験してるようだったので、自分はもし合コンに参加していたらモテなかっただろうな。正直、ちゃんとコミュニケーションが取れたと実感する男性は多くはなかったのが、サイトをみて納得いった。
読み進めていると女性じゃなかなかイレギュラーな生き方は認められない。子供がいる女性は更に足元を見られた経験が沢山ある。女性の足を引っ張る女をいっぱい見てきたけど、本当はそれが都合良しとする男の存在があるのね。
そんな人の都合が良い状態にならないように皆んな、仲良くしようよ。コミュニケーションが取れるなら性別を問わずに結構人間を好きなんだ。人たらしさんのような人望はないけどさ。
※夫もハマっている神木くんの吸引力はすごい。
