徒然なるaha日記

aha(アハ)という女が綴る日々

同じ星座の父へ

あれから友人に怒られた。どうも邪な理由でその人と会ったと思われたらしい。長らくこじらせていたのを知っていた懇意の仲で、本当に全くそんな気がなかったからこそ、清々しい気持ちだよと伝えたんだけど、不愉快にさせたようで、端的になりやすいメッセージの説明じゃ誤解も多い。ある程度説明した後、私は本当に独りぼっちになるのは仕方ないかと寂しいながらも、普段やってしまいがちな深追いももうやめた。そういう時期なのかもしれない。敢えてLINEからも遠ざかってみる。

その同じ星座の人と会う己の行動動機の一つを自分で掘り下げてみた。そりゃお互い老けたしどこか疲れてたが、皮肉屋だったり、世間話の下に隠れた本音を読む所や、可愛げなかったり弱さを強がる部分もあって、頭の形とか・・・あれ?なんか懐かしい。

・・・父だ。やっぱり似ていたんだ、彼は父に。

私は無性に父に会いたくなった。普通に実家へ帰り仏壇へ手を合わせた。

父は私と同じ星座。亡くなった父には色々と伝え、生きてる母にもうキツいかもと伝えた。

母の車でランチを食べにいく前に、一つリクエストをした。父と母と3人でみた藤の花が見頃な小さなお寺に行きたかったから。

しかし、藤の花はもう時期を少し過ぎていて、入り口そばの濃いめの色は散っていた。今年は咲く時期が早かったようだ。でも、奥にある白と淡い色はまだ残っていて良かった。来年もまた無事で藤の花が見られるように。

神社にも寄った。聖地で久しぶりに気配を感じられる時間を過ごす。自分がどうしたいか、どうなりたいかが、静かな空間に耳を傾けると少し聞こえた気がした。

私は多くの間違いをしていたんだろうし、非常に周りを傷つけたんだろう。思いやりを持てなくなる状態は、我に返った時にとても後悔するだろう。どうもまだ、心がそこまで戻っていない。まずは穏やかに戻していく作業を1日1日していくことだな。やっと今の自分の心が普通じゃないのを、頭が理解し始めたのかもしれない。ほんとに薬いらないのかな?