徒然なるaha日記

aha(アハ)という女が綴る日々

ブラインドスポッティング 〜徒然なる映画感想10月no.1

ここ十数年と映画等を積極的になれなかったのがウソみたいに、観たい気持ちに少しずつなった令和元年。20年ぶり位にツタヤの会員になったし。これもハマった某俳優のお陰かな。刺激されたねぇ。

映画の日だったからどれが良いかなぁとサイトを見てみる。

ブラピとディカプリオの映画も気にはなるけど評価が思ったより低いようだし、どうやらタランティーノ※のブルース・リーを侮辱しているという差別主義者的・前時代的な側面があったらしい。私は東洋人として誇りに思う彼をそう扱っているのを知り、金を払って観る気が一気に失せた。

それに最近の傾向として、浦島太郎状態の私は新しいものに触れたくなっているようだ。テレビの音楽番組の回想シーンなんて、同じ古い曲が何度も流れるから懐かしさよりも「これこないだも聴いたよ」って噛みすぎたガムを味わう気分。夫がyoutubeで懐メロとかを観ていると一気に老けた気持ちになってくるのだ(ま、彼より老けてるんだがな)。

 

そんなわけで公開中で一番評価が高いのを見つけて観に行った。

blindspotting.jp

アメリカのオークランド州に住む黒人を中心とした人種差別の表現を、重くなりすぎずポップに、でもしっかり様々な側面から今の時代に合わせて表現している。根深いアメリカの裏の部分を改めて見た気がする。例えば黒人世界に混ざろうとしてナメられる白人というのもこれで初めて知った。

そういやグリーンブックも人種差別と友情を描いていたが、もう少しサッパリしていたのは、実在の白人側の遺族からのみ採用された話だったからかもしれない。

gaga.ne.jp

ヴィゴ・モーテンセンはイタリア系を演じてるが、どう見ても北欧系なんだけどね。

天気の子がヒットしているらしいが、若い男女が特別な力を持ち生きるか死ぬかという設定が、ワンパターン化してるようだしなぁ、そんな内容じゃ無いと投資がこないのかな?そういった一種のファンタジーのジャンルは、日本ではどうして10代設定しか主役をさせないのだろう?背負うモノが少ないから観る側も夢見ていられるのかな?

アメリカほど銃で撃たれる等ハードモードじゃ無い日本で、どうして閉塞感がハンパないんだろう?皆んなが揚げ足を取る雰囲気は、お互いで首を絞めあってる感じだな。

とまあ取り留めもない映画レビュー。

 

※:タランティーノと川谷拓三(故人)って似てる。