徒然なるaha日記

aha(アハ)という女が綴る日々

自分の中の男と女

ヘルニアが再発し痛がりながら生きる。でも医師は「ウォーキングは大丈夫」らしいので、体が疲れた時以外は大体歩いている。残念なのが、ピクリとも体重が減らない事。もう少し負荷をかけたいが、ここ1週間はお腹の調子が悪くて、踏ん張りが効かないのも関係しているのか?増えないだけマシと言い聞かせて粛々と日々を過ごすのみだな。1年後のために。

定例の子供発育相談を先生と話していて前回は言わなかったが、この2020年は毎日泣いて眠れない日々だったと伝えたら「旦那さんも娘さんと同じ特性があるのでは?どうも(小さな生活上のこだわりが多い所から)そんな気がします。そしてお母さんはカサンドラ症候群※のように感じます」と言われた。 

※アスペと情緒的な相互関係が築けないために配偶者に生じる、身体的・精神的症状を表す

だよね?だよね?やっぱりそうかー!って凄くほっとした。夫は非常に共感を得にくい人だと思っていたが、あまりにも周囲の評価が高いから(そつがないから)、自分ばかり悪いのだろうか?と思っていたが、多くを彼に求めているのではなく、そもそも合わなかったという事だ。「もう嫌いだ〜」を他人の前で口にして凄く楽になった。実母の事もこの場所で数ヶ月前に同じ事を言ったから公での第二弾だな。

心から簡単にノーを言えてしまう状態なんだが、先生は「旦那さんはATMだと思えばいいのですよ」と非常に俗物的なアドバイスをくれた。倫理的に正しいか否かはここでは関係ない。先生達の役目は母親をほっとさせる事で子供達との関係を良好にさせ、子供の自尊心を高めるのが目的なのだから。

そんな中、話していて自分でも気づいた事がある。夫はイクメンで母親のような役割が私より非常に上手。私だって優しいお母さんでいたいんだが、夫が自分の身内に対してと同じく甘いため(妻は別)、私が夫より先に娘を叱る場面が多くなる。休日は甘い夫がいるからか娘は私を嫌がる状況や話を聞かない態度に大声で怒ることも多い。自分の母性も含めた女性性が瀕死していると話した。

正直、夫に対しても自分の女性性が死んでいる気はして、我ながらキツい。以前、占い師さんから、女性性・男性性ともにバランスをはかるのを意識するところが太陽星座である天秤座らしくもあると言われたが、そこのバランスが非常に悪いのだ。

話しながら気づき、帰宅後にうーんうーんと唸りながら検索をしていてこのサイトを発見。

ameblo.jp

タイトルがすんごいし、夜の営みに内容が偏っているようにみえるが、本当はもっと奥深くの自己愛を育てることに注視している。そこに男性性や女性性の言及が多く見られ、自分のこじらせも、他者の影響はあっても結局は自分が原因で、でどうすれば?ということまで読めた。もっと詳しい方法や解説は有料でとのこと(この辺の線引きもかえって清々しい)。それでも無料のブログは十分に読み応えがある。

自分の中の女性性(自分カノジョ)をもっと愛でてあげよう。なかなか変わらない体重ながらも、風呂上りのクリームで体を労る時間はとても自分が大切なものになった気分になる。同時に自分の中の男性性(自分カレシ)を刺激しよう。ちゃんと社会的に結果を残すように。とりあえず無い所から絞り出して、講座の宿題を8割終わらせた。あと2割!

私は人生の途中からおしゃべりクソ女なんだが、正直どんなに話しても声を張り上げても、全く伝わらないから疲れた。この部分って無理めな男性的状態だったんだろうな。昔、自分が出す声を半分にしても済む時間があった。非言語でのコミュニケーションを味わえた共感を、また味わいたいな。

年末はメンテナンスしやう

テレビをつけると、国内外で大変なことになっているニュースが続く。そんな時には自分の意識が現実逃避して飛んでしまう。子供の頃にみた平和学習の時間を思い出す。とにかく平和を訴える為の地獄絵図。あんまり怖い事が目の前にあると、耐えきれずおかしくなるのか。飛行機の便を探してしまった。マイルが溜まっているんだ。

日々やることは黙々と歩き体の余分なものを減らして、不慣れながら柔軟などをする。身体中にクリームを塗って、乾燥防止以上に自分を物理的に労る。お蔭様で9月の人間ドックから体重と体脂肪が緩やかにだが減少。気を抜くと胸が締め付けられたり、悲しんだりするが、歩いて誰ともなく話をしていると(見た目ヤバいな)寝る前に少し穏やかな気持ちになるんだ。あと12キロと10%。そう食欲も湧かないので助かる。

顔の肉が減ってきたからか、ふと顔の一部の異変に気がついた。こないだ会った友達に尋ねても同意された。幾つかネットで考えられる例がある。あともう1つ気になったこともある。どちらも病院に行こう。

私が主会員だったクレジットカードを夫にするよう契約し直した。メインカードだった為、無職でもかなりの生活費を自分の銀行口座で引き落とされ、気持ちに負担が掛かっていたから、とーーーっても気が楽になった。あとは引き落とし変更届をする作業中。

習っている講座の終盤戦。7割は落とし込めたがまだ足りない。もう少しやり込まなきゃ。先日は、娘の病院へ2軒行ってバテてしまい、初めて休んでしまった。すっごく悔しい。

それに加えて自分のスキルの棚卸し。今までと路線が違う仕事の募集があった。週3回からとある。社会へのリハビリにはちょうどいいかな?考え中。

今日から年末までは、ひたすらメンテナンス。来年大きな動きがあると「しいたけ占い」が言っている。うむ、よくわからないけど今年はコロナで足止めしたし、心が十数年で一番沈んでしまったから、今は助走の大事な時期かもしれないね。

幸せ感度の考察

先日1人で茶を飲みに行ったら知り合いがいた。遠い席に座ってみたものの、声が結構聞こえて内容がわかってしまいそうだったから気まずくて階を変えた。多分親しくならない薄い関係の人との距離感って難しいな。気にし過ぎか。

さて、改めて。「人生の目的。」それは今の段階では自分の自尊心を高めて幸せの感度を上げること。闇雲に青い鳥を求めても意味がない。足元を固めて今あるものを愛でて、それでも難しい場合は次のステージを考えよう。

さて、じゃあどうする?神の領域みたいな目的をあげたが、そうなるにはどうしたら良いか。自分をもっと掘り下げよう。生きていく為の棚卸しをする。酷い短所はマトモなレベルにして、長所を見つけて伸ばしていく自己分析か。

まず生活に関して衣食住。

「住む」こと自体は、結構さっぱり住めるようになった。頭の中が散らかっているが、物理的には減ってきた。その内トランクひとつで旅立つのを目標にしてる。しかし、娘の思い出グッズやデジタルデータはまだまだ。この辺の執着を手離してアガリな気がする。

持ち家じゃないのに家賃が高いのと教育費と自分が無職のために、贅沢していないのに家計が苦しく家計管理が下手。自分がフルタイムの時は貯蓄できたが、最後に正社員を退社した以降まともに出来なくなって7年ほど。今回車の頭金も財形から崩してしまった。

先ず、家計管理力向上のために勉強し、もっと把握する。

加えてそろそろ最初の一歩で仕事を探し職につく。今年度は扶養内でも良いので、プラスになりそうなもの。到達したい仕事ってあるんだが、先ずは入り口として2つ前に就いた仕事の復習を開始する。実はこれに関して下位資格を持っているが、上位資格を挑戦するより今はスキルと経験の方が先だな。扶養内で時間が多少取れたら、春にある国家資格を取る。長いこれからの下地になる。

それと残念ながら職業訓練でした内容を直接的に仕事にするのは、この1年では諦めた方が良いと断念。既にセンスとキャリアが長い猛者が大勢いるのに、この年で組織の中に入り込むのは上手なやり方でないようだ。でも遠すぎることもしたくないから方向性は悪く無いかもしれない。

冬の時期は外へ出回る機会が減るし、今回はコロナもあるから、家でできることを重点的にする。これからも冬に勉強するというスタンスが年間を有効活用するには良さそう。

もし春の試験がうまく合格できたら、今持ってる資格の上位を挑戦するか、他の勉強をする。とにかく定期的に試験を受ける方がモチベーションが上がるかと。ただ、これも就く仕事によっては方向性を変えるという柔軟性は常にしたい。思考回路も自動修正ができなくなる。

住宅購入自体は私がよほど稼げる人になったら考えが変わるが、今は全くない貯金状況のため考えてない。仕事したら・・・という「たられば」を考え過ぎて仕事をしくったし。

って訳で仕事と家計管理は自分基準ボーダー以下なので、今自分の一番懸念材料がココ。

 

次に「食」。料理はそう得意じゃないから、もっぱら炒めモノになってしまうが、夫が週末に作る材料費かかりまくりで美味しい男のレシピと全然違い、ケチってかつ自分が好きなものを作る訳でもなくて、心がこもらないのは悲しい。栄養と節約を兼ね備えた美味しい献立がこれからのレベルアップか。ただ、料理をするという最低限はOKかなぁ。あ、副菜のレパートリーが乏しくて、よく惣菜を買ってしまう、増やしたいな。

本当は家族で一番鼻と舌がきく私自体が食いしん坊。収入が入ったら、料理教室行きたい。和食や洋食をもっと楽しめるように。お菓子はやらないかな。辛党なんで。

 

次に「衣」。うむ、センスなし、痩せてなし。美醜を気にしないほど情熱や没頭もしていない。つまり気にしてる!

9月末から17キロ減らす。体脂肪率も16%減らす。数字の根拠は大学卒業時。(さらに痩せていた時期はあれど健康的な状態がそれだったため。)一旦のゴールは1年後の健康診断までにと時期も決めている。頑張るー!それでもコロナ禍で増えた体重が1年前の今頃にやっと戻った。

まだ毎日ウォーキングをしている。理由はダイエットだけでなく、メンタルのリハビリも兼ねているため。一瞬でも心が軽くなるのが有り難くて泣きそう。なので、単純にメンタルに負荷をかけて効果が高いダイエットを優先させてはいないのだ。

そうは言ってもポイントは夕食かな。頭に課題がおっかぶさってる感じだから、気持ちがなんかそう多くは求めていないのも良い傾向。少しでも多いと体が言い出したら、ご飯の一口でも残すように体の声を聞いている。体脂肪率をあと7%減らしたら内臓脂肪も減っているため、筋トレもっと追加する。仕事を始めたら今のように数時間も有酸素運動に費やせないし、短時間に体をキープさせるのは筋トレが良さそう。

今現在で-3.8kg、-3.8%減らせてる。思ったより体重は減っていないが、体脂肪も意外と減ってるから、良しとしよう。

オシャレは、体を絞ってからは骨格診断などを受けたい。あとシミ取りレーザーやしそびれた箇所の脱毛処理も内心狙っている。洋服は最低限数。本当は和服も好きだが、持っていないし、将来譲ろうと言われた実家の着物は汚部屋だから諦めよう。余裕ができたら手を出したいな。パーソナルデザイン を参考に、自分の愛でるファッションで身を包みたい。

 

追加項目

「教育」で娘のこと。あらゆる能力がまだ平均以下。気長にみておこうとは思っているが、私が怒ってしまうのは、能力よりも過ちを指摘した時の態度や嘘。自尊心を傷つけずに直していくにはどうしたら良いだろうか。

とりあえずあまり構わないように、私が気にしないようにしていかなくちゃ。怒り気味で伝達するのがスタンダードになっているので、もっと娘に優しくなりたいが、優しく伝えても全く耳に聞き入れないから、どうしたら良いだろう。

もう少し距離をとって、関係書籍に目を通した方が良いだろうか。自分のアンガーマネジメントとか。

「現在の自分」のこと。あんまり辛かったり不安定になった場合は、躊躇なくメンタルクリニックに行くこと。ストレスも含めた脳の機能低下と思った方が良い。一番酷い時期でも行かなかったのって、実は「生命保険料上がるかな?」って浅い欲があったため。既に別の持病で投薬をいくつもしているから、長期治療に尻込みしていたのだ。今は少しだけマシになったが様子見。

ーー

そういや若い頃買ってもう手元にも無いが、ウォーキングの大事さを訴えた本があった。当時はやらなかったが、今していることってこの本に書いているような事か。題名だけ見たら眉唾だが、体を整えると心が変わっていくのを実感している。

昨今のコロナ禍を考えると、呼吸器を正常に使えて体を動かせるって本当に有難いと思いながら、歩いている。(当時から)価値観と合わない部分はあるけども、体の影響は心にも大きいね。

「愛されてお金持ちになる魔法のカラダ」

www.kinokuniya.co.jp

 

ネジを巻き替え

アドバイスをくれた通りに、久しぶりに心がアガる洋服を可愛い店員さんから買い、久しぶりにお誘いを受けて年下の友達に会った。良い知らせを持ってきてくれたのが嬉しい。こちらのテンションが高くて申し訳なかったけども。それにしても痩せてて背が高くて良いな。スカートもスマートに似合う。

ところで最近はウォーキングを開始した。夜に夫と顔を合わせたくないから始めたが、これが一時期だけでも心をほんの少し軽くさせ、あーだこーだ話したい独り言を言いながら夜の街を歩きまくってる(怪しい)。

不調の睡眠欲に加えて、痩せたい気持ちも大きいからだろう、全然食べたい気持ちにならない。こんなこと、生まれて初めてかも。とりあえず、1年後には相当量の体重を減らしたい。最近体を使うからか、前屈などの可動域が広くなった気がする。自分の体の良い変化を感じるのは嬉しいね。

さて、ここまで色々やる割にちっとも上手く行ってない私は、人生の折り返し地点。ただ、行動力が伴うキッカケは、人の影響も強いわけだが、改めて考えていくと、自分の適性等に耳を傾けるのが下手だったのと今になって気づく。その人の合っている行動規範があり、同じように行動しても(突撃隊と言われる)うまくいく訳ないのだと。

じゃあ、どうすれば良いのか。先のラブホの上野さんが回答する「人の欲求」への洞察を自分に照らし合わせ、自分が何故今まで各々の行動を取ったかを考えた。あのサイト等は恋愛がテーマになっているけど、これって己への問いでもあるのでは?渇望、見栄、そういったものが行動に対する原動力かも。

私はいつも「意志」に即して動いても直ぐ頓挫したが、そもそも意志って頭で決めたことは動機も弱く体からの邪魔が入り、継続や気力もうまくいかないようだ。頭が悪いんだな。だったらちゃんと己の欲求を聞いてあげないと上手く達成いかないんだと。

加えて先の美輪明宏さんの本に対して昔は、女性が誇りを持って生きていく必要性を内容から感じ取っていたが今回は違う。「物事の決定を腹で括って決める」云々のくだりがあり、またある対談で「音楽は太古は狩猟をしながら足で刻み、胸(ロマン派)で味わい、近代は頭で作り、また胸に戻る」という体で捉える音の違いを歴史とともに少し語っていた。

そういや虚弱体質で、直ぐに体が根を上げた自分。原因の1つに自分の体の声をうまく聞いてなかったから?頭を頑張って使う癖は付いたが、感覚を使った勘は当たるらしく、大きな決定もある程度体からの判断が向いているのかもしれない。脳って多機能すぎて、案外それぞれに下手くそなのかも。

尊敬したり憧れたりした人たちの真似をしてもうまくいく訳ない。だって、得意な部分が違うから。苦手だからこそ憧れたりもするんだ。自分なりにアレンジしたはずだがねぇ。もっと合う捉え方や進めかたができるようにして、やったことを褒めてあげなくちゃいけないのね。

先日の「ユリイカ!」もそうだけど、私は本当に今までやり方を間違っていた。だけど、今まで一生懸命だったのを「良く頑張った、これを未来に活かして行こうよ、そんな私・大好きよ、ヨシヨシ( T_T)\(^-^ )」と言ってあげよう。

脳だけに偏った感覚を五感や五体に戻していくのに、今のウォーキングは合ってたのね。

行動のネジの品番を変更し巻き替えて、また歩こう。

上野さんで「ユリイカ!」

少し目が冴えてしまったので、追加の投稿。

最近たまたま見つけた「ラブホの上野さん」を読んだ。ドラマもあったらしい。細部にわたって男女の機微に捉える内容で、性別の違いを伝えつつ、人間が持つ感情や欲求をわかりやすく理解させるのが上手で、非常に脱帽した。他に記事はないかと検索して見つけたので、以下に3つのリンク先を添付する。

1つ目、ご本人(達?)のサイト

ueno.link

2つ目

https://curet.jp/special/9339/

男性のフォークの持ち方が気になるという女性の相談。そんな些細な事が嫌になるのは、そもそも・・・とある。相談者の文面から非常に細部にわたった本心の分析をされて、それだけでなくご自分が恋愛を前向きに進むための具体的なアドバイスも加えられている。なかなかにモテ男だろうなと思わせる上野さんは人に対しての優しさと丁寧さが伝わる。

 

3つ目

toracon.jp

こちらは結婚相談所のコラムで要約すると、女性相談者の質問は「婚活の場でマウントを取られるのが嫌いで、蘊蓄や意見の否定されたら交際を終了してしまう、男ってこんなのばかり?」である。

回答者の上野さんは「婚活の場にはそう言う女性の扱いが下手な男性は多い。マウントとらずに対等な関係が気づける男性はそもそも結婚相談所にこない」加えて「愛の反対は無関心。言うことを100%肯定している男性こそ相手を馬鹿にしている」という物。極め付けは「男性は皆、あなたのお父さんにはなれない」。

これは自分も「現在」と「昔」に当てはまったことがある。(可愛げの無さは昔から健在)

現在はまさに、夫に対して父性を満たせないでイラつく自分の幼い部分である。普段からマッチョなメンタルでもない夫に、一部分でもその役目は荷が重かったのだろう。他力本願なのは確かに申し訳なく思う。そして、明らかに私が悪いことをしなければ、感想は言ってもあまり意見しないというのは、こちらに無関心なんだろう。

昔の件は今、合点がいった。随分と長い時間がかかった。マウントをとっている可能性もあるものの、意見を言う人は至極真っ当なことを言ってのに、私がその意見を聴ける余裕が全くなかったのだ(その言い方〜っていう部分もあったし)。

その後の自分のしょーもない人生を振り返るとほぼ当たってる。あの時言われた時を素直に聞ける客観的視点と対策が足りなかったのだ。

ユリイカ

私はやっと解ったし、間違えたんだ。なんと私は愚かで至らない人間か。バカバカバカバカ!大バカ者だ!齢(よわい)ウン十歳にして取れた目の鱗。上野さんに気付かされた1日だった。

自分の人生が上手くいかないのは、表層部分しか見てなかった私の洞察が足りないからだ。加えてもっと物理的な方法も入れていないからかもしれない。なんて自分のことすら少しも冷静に見られない解らないバカなんだ。

私、もう人生終わったんじゃないですか?なんて絶望的な気持ちになるけど、上野さんは人を決して絶望させない。真似をして今までの自分を優しく労り、行動しやすい具体的な解決法を見つけよう。

辛いと大きく叫ぶ自分の声。その影にある小さな小さな声に耳を澄ませ。

芸術家達の2冊

ここ数日、嘘みたいにテンションが上がり、これはこれで様々な集中力が減って困っていた。これはこれで早く平常心におさまれと祈るばかり。ウォーキングを再開した割に食事も少なめで良いし、体が変な感じ。でも、幸福感を数年ぶりに持ったのだけは忘れたくない。(あ、昨年の東京のイベント時だけば別)
さて、色々飛び散らかす脳みそと一緒に家にいるのはキツいため、断捨離しても残していた2冊の書籍に手を伸ばして、マックに行った。
1冊目、美輪明宏の「愛の話 幸福の話」

愛の話 幸福の話 | 美輪 明宏 |本 | 通販 | Amazon


先日は超重たい女だと改めて自覚したわけだが、じゃあどうしようもない自分は、どうやって生きて行こうか。中田敦彦こと、あっちゃんの動画も凄く参考になったが、こちらもまた女性へむけて(あれ?えーと彼か)の生き方のヒントになった。男であり女でもある彼だからこそ、各々の姿が洞察できるのかもしれない。
これ読んで単純に「私、美しくなりたい!」なんて思った。歳もとるし、そういう扱いも受けるが、若さにあらがうのでなく、この年齢での内外面の美しい人になりたい。(だいたいそう言ってる時点でそうじゃないんだから)

この方、実は近くを一眼見たことがあり「おかあさーん!もしくは菩薩様〜」と叫びたくなったのを思い出す。そうみられやすいのをご本人も自覚されているだろう。迷いやすい女性の思考に彼のアドバイスは好かれやすい。苦労しても気品を忘れないことに加えて、品行方正で堅物とは違う、ちょっとした毒もこの方の味になっている。

毒と言えばでもう一冊
岡本太郎「自分の中に毒を持て」

自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間"を捨てられるか | 岡本 太郎 |本 | 通販 | Amazon


芸術家の自分のエネルギーを最大限にほとばしる生き方。おさまらない自分の緩急に振り回されよりも、ならばもっと様々なことに覚悟を決めようじゃないか、そんな気持ちになってくる。この人みたいに強くなりたい。(あー、なんか集中力が切れてきた)

あと、嘘みたいに夫へ不満の矛先が減っている。ピークを過ぎたのかもしれないし、傷がかさぶたになったかもしれない。娘のトラブルが減ったため、彼に頼る事が減ったのがホッとしているのもある。大きな出来事の度に絶望を繰り返しながら、こうやって関心が減るのを何度も味わっている。

ある友人が言うんだ。「結局、自分にとって相手への気持ちの真偽は、オムツの世話までしてあげても良いかどうかでは?」怖い、結論を考えるのが。

とりあえず、互いにダイエットに励むタイミングが今回は重なったので、都合がいい。年末までに5キロは減らしたいし、1年後には大台にのるくらいの減らし方を目指している。

私からモテたのに

今回占い一連で得たのが、自分がちっとも爽やかで良い感じの人でもなければ、小悪魔や魔性と真反対の、執着心がとめどなく強くてズルズルどろっどろの頭悪い人間をちゃんと自覚し、そのかっこ悪い性質を否定しない事だろう。私は全く駆け引きが上手じゃない。

今から占いする人にもオススメする。ダメな自分を見つけて、肯定する作業をしないと意味がない。様々な占いのジャンルがあるが一番大事なのがこの「自分の弱さを認めること」なんだな。

昔、ある同性の友人がいた。彼女は可愛くて、よくモテて、一緒にいて楽しかった。モテても男の趣味も違う所も関係を継続できるポイントだった。学校では同性のクラスメイトに嫌われたりしたものだから、男性からチヤホヤされる事で、自分のプライドを回復させていた。何ならファンまでいた。2人で飲みに行って、店員さんが彼女にだけナンパしたりも(泣)。

ただ、彼女はひたすらモテるための努力が半端なかった。彼女は常に男性に好かれて優位に立つ手段を練って外見から内面まで、あらゆる手段と行動をしていた。駆け引きの解説などもよく聞いたものである。話していて、私は彼女ほどネタがないので元彼の話もよく出ていたら「ahaは古い話ばかりね」と言われたが、私は彼女の恋愛の総量に比べて他者から見て有益な情報がないのだ。

しかし社会人になり職場のストレスで彼女は精神的な病気を発症した。今思うと、いつ発症してもおかしくない位の不器用さと不調への鈍感さがあった。仕事を辞めざる得なくなり、復帰も難しかった。そんな時でも彼女に彼氏はいたのがすごい女子力ではあるが。段々と男性から注目されていないと追い込まれるようになり、私は面倒さから、最後に連絡があったときに多少素っ気ない態度で接し、彼女は私との関係を断った。

彼女が私に腹立てた理由は何となくわかるしソコは申し訳ないものの、自分が面倒な気持ちに至る前に私は先に傷ついていた。それは彼女が私より更に仲がよく頼っている友人を重んじる発言が頻発し出して、心底腹立ったのだ。分かっちゃいるけど、聞きたくなかった。

先の占いにあるように自分は男女問わず嫉妬心が半端ないタイプだったのだ。でも、病で傷ついた彼女に広い心でいてやれなかった。数年前に年賀状の数を整理したのも、この基準だったな。先方の優先順位が自分と違いすぎる仲はやめようと。友情の片思いに疲れてしまった。

そう、気質は己の行動の傾向と密接に関わっている。こんな自分を分かってやるか否かが、自尊心を高められるかなんだろう。

彼女は一生懸命メンズにモテる思案を話してくれたが、私からモテていたんだけどな。それじゃダメか。