徒然なるaha日記

aha(アハ)という女が綴る日々

「火口のふたり」 〜徒然なる感想 2年4月no.2

実は、コレは夏に観た作品。ガッツリR指定で、映画館にはびっしりとお年寄りが来てて、少し離れた客席で、雑音がうるさい高齢女性(カップル)に隣の客が「いい加減にしてくれ、うるさいよ」と一悶着もみかけた。

内容は、元サヤと期間限定で情事を繰り返す、ダラダラとした日常から・・・。今予告編や本編映像を観たら、初見の人ならご飯食べてるだけのような何が何だかわからない。こりゃ内容をほとんどR指定で出せないと思った。柄本佑瀧内公美以外にほとんど俳優が出てこない。背徳的で日常的な感じもして、綺麗にみせようともしていないのに女性の俳優の「それでも受けて立とう」という潔さも感じた。世間のレビューではどうしても色の方に目がいきがちながら、しっかりご飯は食べているし、お腹壊すし、ゆるゆるとしつつも「いきている」事実に注視し作品の愛らしさも感じる。

それにしてもどーしてもいただけない部分、それはラストの絵と音楽。うーむ。好みの問題か。それ以外は割と私は良い印象。ちなみに柄本佑は全く好みでないから客観視できたのかも。好みだったら嫌ぁ(でも顔を隠した指の隙間から見ちゃう)

この作品の感想を今書いたのは、終盤の展開の衝撃のせい。皆んなはいま誰といたいでしょうか?

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